大住良之の「この世界のコーナーエリアから」 第28回「天皇杯最大のミステリー 釜本は本当にコインを見たのか」 大住良之/Yoshiyuki OSUMI J1 サンフレッチェ広島 柏レイソル 浦和レッズ セレッソ大阪 日本代表 Jリーグ 日本サッカー協会 W杯 2020.10.14 第50回天皇杯の公式プログラム。表紙は前年度優勝、東洋工業の松本育夫。日本サッカー協会と大会の正式名称には「蹴球」が使われている。B5サイズで表紙を入れて8ページ。12月27日、準々決勝の4試合は、横浜の三ツ沢球技場で2試合、あとは広島競技場と西宮球技場で1試合ずつだった。 時は50年前にさかのぼる。日が暮れたのにナイター照明も点いていない黒土の荒れたピッチの中央で、勝者がコイントスによって決められた。センターサークルに立つ3人の男たち。本当に勝ったのはどちらのチームだったのか。天皇杯最大のミステリーに、目撃… 続きを読む 関連記事 「第2の釜本」はなぜ生まれないのか―試論・決定力という課題―(1)日本サッカー史上ただひとりの“ワールドクラス” 大住良之 大住良之の「この世界のコーナーエリアから」 第26回「ADカードをめぐる物語」 大住良之 大住良之の「この世界のコーナーエリアから」 第27回「ストッキングか、ソックスか」 大住良之 大住良之×後藤健生「深夜の激論」日本対カメルーン(4) 「釜本がいたら2対0で勝ってた」日本ストライカー論 大住良之 後藤健生