オランダの名門PSVから、ブンデスリーガ1部、ビーレフェルトへ移籍。
堂安律にとって、重要な決意と環境の変化を経て迎えた、1年ぶりの日本代表のユニフォームを着て挑む試合になる。
五輪代表の主軸でもある堂安が、10月9日のカメルーン戦を翌日に控えた8日、リモート取材に答えた。
―五輪にとって大事な試合になるのでは?
「代表戦というのは、毎試合毎試合が重要で、一分一秒、毎回の遠征を大事にしてはいます」
―1年ぶり。堂安選手にとっていろいろあったが変化は?
「移籍したのは環境が大きく変わったこと。純粋にサッカーがうまくなる環境で選んだことなので、メンタルの面で変化があったと思います」
―より試合に出られるチームを選んだということか。
「チームの格で言えばPSVのほうが上なのは当然知ってることなので。やってる僕からして、違和感を持ちながらプレーしていた。遠回りしているように思えても、僕の中では近道。強くなるため、うまくなるため選んだ道。このままPSVにいて、スタメン11人の1人になるんじゃないかと思った。特別な選手になるため、大きな環境の変化が必要だと思った」