リオネル・メッシの退団騒動、それにともなうバルトロメウ会長への抗議など、ネガティブな話題が続いた、開幕前のバルセロナ。
さらに、ルイス・スアレスがアトレティコ、イヴァン・ラキティッチがセビージャ、さらにはアルトゥーロ・ビダルも移籍し、まさに新たなスタートを切ることになったバルセロナの初戦だけに、世界中の注目が集まるのは当然のことだった。
対するビジャレアルは、今季、ウナイ・エメリという新指揮官と共に、久保建英、パレホ、コクランといった主力を補強。昨季の5位という順位を上げよう、という目論見から、アプセットを期待する声も聞かれた。
しかし、結果はまったく異なるものになった。
開始直後こそ、互角というムードがあったものの、それは15分、バルセロナの17歳、ファティのゴールまでだった。