このように、ざっと列挙しただけでも欧州組の日本人選手は33人いる。一昔前には考えられなかった、海外組だけで前線からゴールキーパー、そして、控え選手までが埋まるまでに、日本人選手は活躍の幅を広げているのだ。
これまでの森保監督が送り出したメンバー構成から見ると、スターティングメンバーの有力布陣は以下になるはずだ。
FW:大迫勇也
OMF:南野拓実、久保建英、堂安律
DMF:遠藤航、柴崎岳
DF:長友佑都、吉田麻也、冨安健洋、酒井宏樹
GK:シュミット
森保監督がこれまで先発に多く起用してきた中盤の選手は海外組であるため、こうしてみると、森保ジャパンにおけるベストメンバーがそのまま並びそうだ。一方で、板倉や鎌田といった、すでに実力が確かな選手を起用してこのメンバーに刺激を与えるのもいいかもしれない。
やはり注目は久保と南野だ。久保は今季から所属するビジャレアルでのラ・リーガ開幕戦は途中出場だったが、徐々にチームにも慣れ、キレッキレのプレーを見せてくれることだろう。同様に、南野はFAコミュニティシールドで得点するなどリバプールに適応し始めており、メガクラブ所属という存在感を見せてほしい。
日本同様に、カメルーンとコートジボワールも欧州クラブ所属する選手がメインになると思われる。今年初のAマッチで、森保ジャパンは日本列島に興奮を与えてくれるはずだ。