チェルシーにとって、当然、最大のライバルと目されるのはリバプールとマンチェスターシティのプレミア2強だろう。リバプールの今夏の移籍市場での動きはとても静かで、その戦力的収支はどちらかといえばマイナスだ。唯一補強したのがDFツィミカスのみ。あとは、19年12月に日本代表・南野拓実を補強している。
今期のリバプールは、昨季の主力だったオランダ代表・ワイナルドゥムのバルセロナ移籍が濃厚とされており、南野拓実の先発も視野に入る。南野にすれば、チェルシーのプレミア奪還と真正面からぶつかることになりそうだ。
チェルシーは、クラブのレジェンドであるフランク・ランパードが監督を率いて今年で2年目となる。リバプールを潰すため、マンチェスター・シティを潰すため、そして。プレミア優勝を掴むため、ブルーズの本気の戦いが始まろうとしている。