■立派なホテルだった
2008年の北京オリンピックの時に新しく「国家体育場」(通称「鳥の巣」)が造られましたが、市内から遠いのでほとんど使用されることはなく(2022年の冬季オリンピックでも開会式が行われます)、スーパーリーグ(中国超級聯賽)の試合などは今でも都心にある工人体育場で行われています。
バックスタンドにホテルがあることは前から知っていましたが、どうせユースホステル程度のものだと思っていました。しかし、開幕戦でここを訪れた時に試しにホテルを見に行ったら本格的なビジネス・ホテルでインターネット接続もバッチシだったので(2004年当時ですからWiFiではなく、LANケーブルですね)、すぐに決勝戦の時のために予約をしておいたというわけです。
というわけで、決勝戦の後はメインスタンドの外の建物で記者会見に出席してから北側ゴール裏を回って部屋に戻りました。「なんか周辺が騒がしいな~」とは思っていましたが、スタジアムの敷地内は武装警察に占領されていましたから静かなものでした。
閉じ込められていた日本のサポーターの皆様、何も知らずにノンビリしていて申し訳ありませんでした。
ちなみに、このホテルは「Aホテル」と名前を変えて今でも営業しています。