J2序盤戦ベストイレブン(2)FWは決定力No.1ウタカと北九州のゴールゲッター【戸塚啓J2のミカタ】の画像
京都サンガF.C.・ピーター ウタカ  写真:SportsPressJP/アフロ
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■候補者多数のFWはウタカ×ディサロに

FW ピーター・ウタカ(36歳・京都) 14試合出場(1044分)11得点

 各チームの得点源としては、磐田の小川航基ルキアンをはじめ、垣田裕暉(徳島)、ルカオ加藤陸次樹(金沢)、阿部拓馬(琉球)らも数字を残しているが、ここまでリーグトップの11得点をマークしているウタカの選出は順当だ。加齢による衰えを感じさせず、ゴール前での決定力はいまなおJ1レベルにある。

FW ディサロ・燦・シルヴァーノ(24歳・北九州) 13試合(563分)8得点

 7節から出場した6試合で連続得点を記録。13節の大宮戦ではプロ2年目で自身初の複数得点をマークし、14節終了時点で得点ランク2位。DFラインの背後を抜け目なく狙う動きに加え、ゴール前でのポジショニングが鋭くなった。シュートシーンでの冷静さも磨かれている。2トップを組む町野修斗(5得点6アシスト)との連携も抜群だ。

監督 小林伸二(59歳・北九州)就任2年目

 昨年からの積み上げをベースに「勇敢なチャレンジャー」のメンタリティを浸透させ、ハイプレスからのショートカウンターとサイドチェンジを有効活用した崩し、さらには豊富な走力を強みに、7節から14節まですべて複数得点による8連勝を記録。25得点はリーグ最多、11失点は最少2位と、攻守のバランスも文句なしの戦いぶりだ。

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