■浦和の最終ラインと中盤の“連動不足”。次節・福岡戦に向けた修正の急所

 さらに、この場面では、中盤の選手がラインを上げていない。横浜FMがバックパスをした際に、最終ラインはラインを上げて、フォワードの選手も前に進んでいるので、それに追順して中盤もラインを上げないとならない。したがって、浦和の最終ラインの選手に中盤の選手が吸収される形になっている。守備の人数が足りているのに、中盤で相手にフリースペースを与える理由がここにもあった。守備の際に人数が足りているのに失点してしまう。それは「連携が取れていない」ことから起こっているのである。そこはコーチや監督が介入する余地があるところだ。

 守備の人数が足りていなくて失点しているのではなく、人数が足りているのに失点してしまう。その原因を曺監督も気づいているはずである。なぜなら、4試合とも同じような失点の仕方をしているからだ。9月2日に行われる第5節のアビスパ福岡戦で、どこまで修正の手を入れられるのかが楽しみでもある。

 ここから細かく場面に従って試合を解説していく。試合分析は、DAZN Japanの以下のダイジェストに追順する。読者の皆様は、文章を読む際に、試合と照らし合わせて読み進めてほしい。

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