■磐田に必要な「成功体験」
【J2リーグ第3節 8月22日 19時00分キックオフ 磐田 2-1 徳島 ヤマハスタジアム】
熱血漢の秋葉忠宏監督が指揮するジュビロ磐田が、シーズン3試合目で初勝利をあげた。8月22日開催の徳島ヴォルティスとのホームゲームは、前半13分にイアゴ・テレスのゴールで先制に成功する。しかし、前半終了間際にリスタートから1対1の同点へ持ち込まれてしまった。
秋葉監督は後半10分過ぎから、攻撃的な交代カードを切っていく。2点目を狙いにいく。
徳島守備陣にストレスを与えたのは、ジョアン・ヴィクトルに代わって1トップに入った太田龍之介(24歳)だっただろう。プレス回避のロングボールを相手CBと競り合いながら収め、前線に起点を生み出した。
1対1で迎えた90+2分には、その太田が決勝ゴールを叩き出した。敵陣左サイドで直接FKを得ると、ゾーンディフェンスの間でフリーとなってヘディングシュートを突き刺した。J1のファジアーノ岡山から期限付き移籍の太田は、開幕節に続くシーズン2得点目である。
決勝点をアシストしたMF井上潮音(29歳)は、J1とJ2の複数クラブを渡り歩いてきたボランチだ。井上と同じく後半途中からピッチに立ったMF川合徳孟(19歳)は、U-19日本代表に選出されているアタッカーである。FC東京から育成型期限付き移籍のFW野澤零温(23歳)も、アタッキングサードで違いを生み出せる。
この日は出場のなかったMF角昴志郎(24歳)を含めて、2列目の人材は豊富だ。途中出場で攻撃のギアを上げられる選手が揃っている。前線にもJ2で実績を積んできた選手が揃う。
だとすれば、このチームに必要なのは成功体験だろう。徳島戦のようなタフな試合をモノにしていくことで、チームと個人が自分たちの日常に自信を持つことができる。







