【26/27J2「第3節」ジュビロ磐田VS徳島ヴォルティス「徹底分析」】秋葉忠宏監督就任の磐田を初勝利に導いた乾貴士の圧倒的存在感 つかまえられない38歳MF【戸塚啓のJ2のミカタ】(1)の画像
ジュビロ磐田の新監督・秋葉忠宏氏  撮影/中地拓也

■徳島のプレスを剥がして磐田が先制

【J2リーグ第3節 8月22日 19時00分キックオフ 磐田 2-1 徳島 ヤマハスタジアム】

 2シーズンぶりのJ1昇格を狙うジュビロ磐田が、シーズン初勝利をあげた。

 26/27J2リーグは8月22日に第3節が行なわれ、磐田は徳島ヴォルティスとホームで対戦した。J2・J3百年構想リーグで40チーム中32位に終わった磐田は、J1のヴィッセル神戸でコーチを務めていた秋葉忠宏監督(50歳)を新たに迎え、チームの建て直しをはかってきた。しかし、開幕節はブラウブリッツ秋田と1対1で引分け、第2節は横浜FCに1対3で敗れた。横浜FC戦は不運なジャッジが失点につながったものの、J1昇格を争うライバルに勝点3を持っていかれてしまった。

 25年にJ1昇格プレーオフ決勝へ進出した徳島も、昇格を現実的なターゲットとする。そして、彼らも2戦を終えて勝利がない。どちらにとっても重要な一戦である。

 秋葉監督は横浜FCに敗れた前節後、「開始のホイッスルとともに圧力をかけられるように、しっかりと改善していきたい。90分間圧力をかけ続ける、最初から『俺らはいくんだ』という姿勢を取り戻したい」と話した。

 果たして、この試合では序盤から意欲的な姿勢を見せていく。開始5分、CKの流れから右CBダニーロ(29歳)の左足シュートがバーを叩いた。

 13分には先制点を奪う。ゴールキックをつないで自陣からビルドアップしていき、徳島のプレスを剥がして右サイドバック桑原航太(22歳)がボールを持ち出す。センターサークル付近でMF乾貴士(38歳)がパスを受ける。

 3対3から3対4になりそうな局面で、乾は右サイドへ開いた1トップのジョアン・ヴィクトル(26歳)へパスをつなぐ。ヴィクトルがペナルティエリア内右から、フィニッシュへ持ち込む。これは相手GKに弾かれたものの、ゴール前へ詰めていたMFイアゴ・テレス(26歳)がプッシュした。今シーズン初先発の乾と、ふたりのブラジル人アタッカーでカウンターを完結させ、磐田が先制ゴールを奪ったのだった。

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