■最強の武器・2列目を襲った残酷なアクシデント
そして、大会が近づく中で今度は2列目の選手の負傷が相次いだ。
南野拓実が大ケガを負ったのに続き、大会直前には三笘薫が倒れ、さらに大会初戦で久保建英が負傷して戦線を離脱した。
「2列目」は現在の日本代表の最大のストロングポイントだった。5人交代枠を駆使することで、相手が疲れてきた後半に一段と攻撃力を上げることもできた。
だが、主力選手の相次ぐ離脱でストロングポイントの威力は半減してしまった。
たとえば、森保監督はブラジル戦では右サイドに伊東純也と堂安律、左サイドに中村敬斗と前田大然、トップは上田綺世と、その時点で起用できるメンバーの中で最も攻撃的な布陣でスタートした。
だが、結果としてベンチには切り札として攻撃力を上げられる選手がいなかった。
後半に入って日本は両ウィングバック(堂安と中村)を交代させたのだが、投入されたのは菅原由勢と鈴木淳之介という、より守備的な選手だった。
試合の終盤で、もし日本がたとえば三笘や久保を投入できていたとすれば、日本は終盤に攻撃力を強めることができたし、ゲームの行方も大きく変わっていたであろう。



























