■他地域も奮闘

「疲労が抜けない」欧州勢の最たるものはスペインだったかもしれない。初戦の相手はアフリカから初出場のカーボベルデ。ポルトガルのクラブに在籍する選手が最も多いが、選手の所属クラブはなんと14か国にも及ぶ。アメリカなどへの移民からの送金で国庫が成り立っているという国で、世界中に散った同胞を力づけようと、選手たちは奮闘した。その元気あふれる集中守備をスペインはついに崩しきることができず、0-0で引き分けた。ちなみに0-0の引き分けは、今大会初だった。

 アジア勢とともに、アフリカ勢、そして北中米カリブ海勢の奮闘も目立つ。C組初戦でブラジルと互角以上の戦いを展開し、最終的に1-1で引き分けたモロッコを筆頭に、南米のパラグアイを圧倒し、4-1で勝ちきったアメリカ、南米予選18試合で失点わずか5という「ウルトラ・ディフェンス」で2位を占めたエクアドルを1-0で下したコートジボワール、そしてベルギーと1-1で引き分けたエジプト…。

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