■「高さ対策」でボランチに入れる選手

 セットプレーの守備は徹底しなければなりません。オランダは大柄選手が多いので、一瞬でも気を抜けばやられます。特にフィルジル・ファンダイクは警戒されている中でもヘディングを決めてくる。ノルウェーとの親善試合(3月28日開催)で決めたヘディングシュートも、スタンディングジャンプ(助走なしの垂直跳び)に近かったのに高い、高い(笑)。精緻なポジショニングで備えつつ、GK鈴木彩艶のセーブに期待したい。最初のシュート、そしてセカンドボールへの反応は世界レベルにあると思うで、抑えきってほしいですね。あるいは、高さ対策として瀬古歩夢選手をボランチに入れてもいいと思う。

 勝つために必要なのがゴール。カウンターアタックも有効になるでしょう。カウンターの仕掛けをスタートから備えておくのか、終盤に投入するのか、によって伊東純也選手や前田大然選手の起用方法が変わる。おそらく、前田選手をベンチに残して勝負時を見極めて送り出すと思います。2人とも残して一気に投入もあり得ます。

 むかし、チームメイトだったDFトーレス(元名古屋グランパス)も「野人(岡野雅行さん)が途中から出てくると嫌だ。嫌い」と言っていました(笑)。身体能力が高いファンダイクだって嫌なはずですよ。思っているほどオランダの守備はソリッド(組織的で隙がない状態)ではないと思うので、狙いすましたカウンターで一泡吹かせてほしい!

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