今回のtotoはJ1百年構想リーグ第5節の8試合と、J2・J3百年構想リーグ第5節の5試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう(※totoは90分間の「勝ち」「負け」「それ以外」で予想されるため、この文中では百年構想リーグでのPK戦は「それ以外」となり、引き分けと同等で扱う)。
■勝利予想1割未満の水戸
PK戦が導入され、90分間で勝ち切れなくても勝点が手に入る百年構想リーグだが、第4節までを戦い終え、さすがに少しバラつきが出てきた。また、それぞれのチームづくりの様子もうかがえるようになっている。
4戦すべてに90分勝ちを収めたチームはすでにいないが、一方でまだ90分での勝利がないチームが4つある。そのひとつが、水戸ホーリーホックだ。
J1に挑むのはクラブ史上で初めてのことで、クラブの規模も他とは差がある。toto公式サイトでの投票率を見ると、今節の浦和レッズとの対戦で水戸の勝利を予想する声は10%を切っている。
勝利予想が1割未満とは寂しい限りだが、はたして浦和との間にそこまで悲観するほどの差があるのだろうか。いや、むしろ今節は初勝利のチャンスがあるのではないか。
90分間の戦いでみれば、水戸はここまで3分1敗。敗れたのは東京ヴェルディとの開幕戦だけである。
しかも、ここまで毎試合得点し、シュート数も増えている。前節は川崎フロンターレの「等々力劇場」に飲み込まれたが、あと数分耐えれば歴史的初勝利が手に入るところだった。
チームづくりにも、見るべきものがある。樹森大介監督はテストをするかのように、少しずつ先発の顔ぶれを変えている。その中には新戦力も当然含まれ、鳥海芳樹は2得点。チームは着実に力をつけているとみられる。その鳥海の出場停止が明けるのも、好材料だ。
対する浦和は、調子が安定しない。開幕戦は快勝したが、その立役者だった松尾佑介の負傷離脱も痛いだろう。
前節は鹿島アントラーズのセットプレー対策でダニーロ・ボザを起用したが、CKで2失点して逆転負けを喫した。加入したばかりのオナイウ阿道が即メンバー入りし、さらに起用されたが、裏を返せば、それだけ余裕がないのかもしれない。
現在の両チームの状況を冷静に見つめれば、水戸の勝利も十分にあり得る。決して大穴予想ではないはずだ。









