■ベストとは「言い難い」チームで

 さらに、今回「U-23日本代表」という名目でサウジアラビアに送り込まれたチームは、この年代、すなわち正確に言えば「U-21日本代表」のベストチームとは言い難い。ケガで招集できなかったGKピサノアレクサンドレ堀尾(名古屋グランパス)だけではない。U-23の大会としてクラブに放出義務がないため、すでに欧州のクラブでプレーしている選手、あるいはこの冬に欧州への移籍が進められている選手も招集できなかったのだ。

 ベルギーの名門アンデルレヒトからシントトロイデンにレンタルされ、今季前半の「ベルギー・リーグベスト11」候補に上がるほどの活躍を見せて日本代表にも招集されたFW後藤啓介、スウェーデンのユールゴーデンで活躍、1月にドイツ・ブンデスリーガのアイントラハト・フランクルフルトに移籍したDF小杉啓太、オランダのナイメヘンで評価を高めているFW塩貝健人などとともに、昨年水戸ホーリーホックをJ1に昇格させる原動力となったMF齋藤俊輔は、現在欧州クラブへの移籍準備中とのことで招集を見送られた。

つづく

 

(2)へ続く
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