来年開催されるワールドカップの組み合わせが決まった。日本代表は、オランダ、チュニジア、そしてスウェーデン/デンマーク/ポーランド/アルバニアの中からプレーオフを勝ち進んだチームと顔を合わせるグループFに入った。また、抽選会が終わったことで他グループの様子、さらに、会場やキックオフの日時も固まった。日本代表が目標である頂点へ勝ち上がるための道筋を、ベテランのサッカージャーナリスト大住良之と後藤健生が徹底的に論じ合った!
■「世界ベスト8」とどう戦うか?
――オランダはポット1のチームの中でも、くみしやすい相手と言えますか。
後藤「ポット1には、カナダとかがいるじゃない。でもまあ、アルゼンチンやフランスよりはましだよなって感じ」
大住「ベルギーあたりも少し戦力が落ちている感じがするけど、オランダはまだまだ世界のトップ10の中で争う力を持っている。ベスト8くらいに進む力は持っていると思うんだよね。だから、そのチームに対して、初戦をどう戦うかというのはすごく大事だよね」
――勝つこともそうですが、落とさないことも大事になります。
大住「そうそう、だから、負けるにしても1点差に抑えるとかね。3位になってもグループ突破の可能性があるんだし」
後藤「初戦が大事なのは間違いないけど、初戦に負けたらおしまいということは全然ない。初戦に負けて優勝したチームはいっぱいあるわけだから」
大住「前回大会で優勝したアルゼンチンが、まさにそうだったね」











