サッカーくじ「toto予想」(第1591回)11月29・30日(2)鹿島の優勝を「ホームで許すはずもない」ハードワークの熱血指揮官、J1自動昇格まで「勝ち点1」長崎と4位・徳島のシビアな決着の画像
画像/サッカー批評WEB編集部

 今回のtotoはJ1第37節の10試合と、J2第38節の3試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう。

■今節「優勝」は決まるのか?

 記事前半では、2位の柏レイソルが引き分けると予想した。そうなると、気になるのが首位の鹿島アントラーズの試合だ。今節、優勝が決まることはあるのだろうか。

 鹿島は東京ヴェルディと対戦する。J1残留は決めているものの、14位に沈んでいる相手だ。

 toto公式サイトによると、鹿島の勝利を予想する声が圧倒的に多い。実に75%近くが、鹿島の勝利に票を投じている。

 確かに、順位には大きな開きがある。だが、はたして、そう簡単にコトが進むだろうか。

 今季最初の対戦では、鹿島が4-0と快勝した。だが、昨季は1分1敗と負け越していた。

 今季の鹿島は8敗しているが、そのうち3つは現在2ケタ順位に沈むチーム相手に喫したものだった。また、上位相手の黒星の内訳も興味深い。現在3位の京都サンガF.C.には1分1敗、4位の広島にも1分1敗と勝てなかった。京都と広島といえば、攻守にハードワークが際立つチームだ。そして東京Vも、全員の奮闘で勝点を積み上げてきた。

 東京Vの選手たちの尻を叩くのは城福浩監督だ。ホームで優勝を決めさせるなど、熱血指揮官が許すはずもない。

 また、最近の鹿島も、京都相手に最後の最後に追いつき、18位の横浜FCとも接戦と、苦しい戦いぶりだった。積み上げる勝点はおそらく1ポイントどまりで、今節に優勝チームが決まることはなさそうだ。

  1. 1
  2. 2
  3. 3