■11月シリーズ失点ゼロ「成果はあった」
――日本代表の2025年が終わりましたが、満足できる活動だったでしょうか。
大住「E-1選手権を除く今年やった10試合は、5勝3分2敗だった。その10戦で得点18、失点7。得点が去年と比べてちょっと少なかったよね」
後藤「今回の2試合でも、もうちょっと取ってもよかった」
大住「2試合とも4-0とかにできる相手だったしね。今年の大量点は、最多がインドネシア戦の6ゴールで、続くのがブラジル戦の3得点。ワールドカップ出場を決めた後のサウジアラビア戦では点を取れずに引き分けて、オーストラリアには無得点で負けた。9月には守備を固めたメキシコと引き分けて、アメリカには完璧にやられた。もうちょっとガツガツ攻めてほしかったな。前から守備にいって、そのまま攻め切る感じが欲しかった。その後、2失点する試合が続いていたけど、この11月で失点ゼロに抑えたのは、チームとして点を取られないことに意識をフォーカスした結果だと思う。すごくぬるい試合ではあったけれど、後藤さんが言ったように相手の攻撃に応じた守備ができたし、この1年間の強化としては成果はあったんじゃないかなと思いました」
後藤「うまく話を締めくくれましたね」










