11月18日に開催されたボリビア戦は2025年のサッカー日本代表のラストゲーム。3-0の勝利に大きく貢献したのは、後半途中から出場した中村村敬斗(スタッド・ランス=フランス2部)だった。
4日前のガーナ戦で左ウイングバックとしてスタメン出場して後半37分までプレーした中村。ボリビア戦はベンチスタートとなり、後半22分から南野拓実に代わって左シャドーに入った。
代表出場21試合目となった中村は、すぐさま結果を残す。ボックス内の右ポケットにうまく走り込んで堂安律からのパスをレシーブ。ワントラップした後に中央へグラウンダーのラストパスを送り、町野修斗の左ひざに当たってのゴールを引き出した。
圧巻は後半33分のプレー。瀬古歩夢の縦パスを受けた上田綺世がうまく抜け出すと、素早く反応してボックス内中央で横パスを引き出す。すぐさま相手DFが寄せて来たが、ワントラップした後に足裏を使っての鋭い引き技で相手のチェックをかわす。さらに体を横に向けてファーサイドを狙うキックモーションで相手DFの足を上げさせると、右足で引っ掛けるようにして相手の股の間を抜く“技あり”のシュート。GKの逆も突いて、鮮やかにゴールネットを揺らした。








