【日本代表vsガーナ代表】11月14日
■後半6分のアクシデント
骨というものはこんなにぽっきりと折れてしまうんだということを認識するシーンだった。
後半6分、私はファインダー越しに撮影した。田中碧がシュートに行くところを阻止しようとアブ・フランシスがカットに入り、交錯して転倒したと思っていた。その時は画像をチェックすることもしなかった。
だが、アブ・フランシスは立ち上がれなかった。長くピッチに倒れ、担架で運ばれた。あとで「折れ曲がっていたよね。かわいそうに」という話を聞いた。
改めて自分が撮影したカメラの画像を見た。すると、アブ・フランシスがボールの手前に突き出した右足の足首上部を田中碧の右足は強烈に捕らえてしまっていた。故意ではない。当たりどころの違いで、どちらが負傷してもおかしくない事故であり、ショッキングなシーンだった。








