■廣山望監督が選んだ「適材適所」
実際、廣山望監督が選んだU-17日本代表にはそうしたカウンターを仕掛けるのに適した人材が豊富だ。トップの浅田やシャドーの平島、吉田はいずれもハードワークをいとわない選手たちだし、運動量豊富なボランチの和田や野口、川本大善。最終ラインにはフィジカル的な強さのある選手がそろって相手の攻撃を跳ね返し、また、正確に前線の選手にパスを届けるだけの技術力もある。
FC琉球U-18所属でこれまで無名だったマギーという、サイズとスピードを兼ね備えた選手も後半、相手が消耗している時間帯に投入されると、そのフィジカル能力が非常に有効だった。
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