■現在の柏監督が指揮した「強豪」も
2015年の東アジアカップは武漢が舞台で、男子、女子の12試合すべてが武漢体育中心(中華人民共和国の湖北省武漢市にある多目的スタジアム、スポーツセンター)で開催され、しかも僕はスタジアムまで歩いて行ける距離のビジネス・ホテルに泊まっていたので、非常に楽な観戦環境でした。中国の「三大炉」のひとつと言われる武漢は暑かったですが……。
そして、試合のない日には武漢を観光して回ったというわけです。その中でも、この勾践の剣は最大の発見でした。
現在、武漢には「武漢三鎮」という超級聯賽(スーパーリーグ)の強豪クラブが存在しています。新興チームですが、2023-24シーズンのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)にも出場。2023年には高畠勉(元、川崎フロンターレ監督)、昨年はリカルド・ロドリゲス(現、柏レイソル監督)とJリーグ縁の人物が監督を務めていました。
ちなみに、昨季の女子ACL準々決勝で三菱重工浦和レッズレディースをPK戦で破って、その後初代女王の座に付いたのも武漢江大というチームでした。









