■柏｢首位浮上｣の可能性は…
京都と鹿島が引き分けるとなると、首位浮上の可能性を残すのは柏だけとなる。だが、結果から言えば、今節の首位交代はなさそうだ。
今節対戦するのはセレッソ大阪だ。現在１０位と、悪くない位置にはつけている。
さらに、ここ最近の戦いを見ると、３戦無敗。前節はアビスパ福岡に４－２と快勝し、その前にはヴィッセル神戸、サンフレッチェ広島という上位相手に引き分けている。
柏も前節、神戸と対戦して引き分けた。前々節には福岡に勝利したが、２－１という接戦。前述のとおりＣ大阪が福岡相手に残したスコアを上回るものではなかった。
さらに、このカードは２０２２年以降の７試合のうち、４試合がドローに終わっている。そうしたここまでの歩みを見ると、引き分けが濃厚。首位交代は起こらない。ただし、激しい優勝争いは、まだまだ続くだろう。
また、気になるのが裏天王山だ。今節は１９位の横浜ＦＣと２０位のアルビレックス新潟が激突する。
両チームとも監督交代をおこなっているが、新潟のほうが苦しい状況だ。リーグ戦ここ５試合で３ゴールと、得点力に苦しんでいる。
横浜ＦＣは監督交代してリーグ戦５試合を戦い、５得点。昨季王者のヴィッセル神戸を破るなど、勝点４を手にした。
こうした数字を比べれば、この対決で勝利するのは横浜ＦＣ。ただし、残留争いも上位争いと同様に、厳しい戦いが続くだろう。
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