■連戦を経て「良くなった」川崎
後藤「川崎フロンターレはサウジアラビアに行ったおかげで、暑い6月末に連戦をこなすことになって大変だったじゃない」
大住「そうだね。でも、川崎はあの連戦を経て良くなった感じがするよ。それまではチームとして、どこかモタモタする印象があったけど、変わったと思う」
――浦和レッズもクラブ・ワールドカップに出場するための連戦消化を、うまく乗り切ったように思います。
大住「消化すべき試合はまだ残っているよ。今月の23日と27日に試合がある。他チームは試合がないこの1週間の連戦は、今週末の再開初戦であるFC東京戦(3-2でFC東京の勝利)と合わせて注目ポイントだよね。もしも浦和の選手全員がクラブ・ワールドカップで感じたことを活かして毎日の練習で伸びていて、この3試合で勝点を6あるいは7と積み重ねたら、一気に首位に迫ってくるわけだからね」
後藤「クラブ・ワールドカップに出ている間にもっと離されるかと思ったら、上位が足踏みして、そうはならなかったからね」
大住「そうなんだよ。ゴチャゴチャな状況だからね。…だけど浦和には、あまり大きな期待を抱くのは難しいかなあ…」