■「トライ」「スリーポイント」導入?
サッカーという競技は、ルールについてはかなり保守的なスポーツである。
たとえば、他のほとんどの競技では早くからビデオ判定が導入されていたのに、サッカーは頑なにビデオ判定を拒んできた(ビデオ判定のテストが行われるようになったのが2016年。VARが採用されたのは2018年のロシア・ワールドカップ)。
得点方法も昔から変わっていない。
ラグビーでも初期のルールでは得点が認められるのはゴールだけだったが、その後、トライ(ゴールラインの向こう側にボールをタッチダウンするプレー)にも得点が与えられるようになり、そして、時代とともにトライの比重が大きくなって、現在はトライが5点で、コンバージョン・キックでゴールに成功すると2点が追加される。あるいはバスケットボールでは、20世紀後半になってスリーポイント・シュートが誕生した。
だが、サッカーでは19世紀から一貫してロングシュートでも、オウンゴールでも、すべて1ゴール。それ以外の得点方法はない。










