サッカーくじ「toto予想」(第1548回)6月21・22日(2)「興味深い」2位と3位の上位対決、今季「J1最多ドロー」チームが6位の神戸と激突、J2では「帰ってきた」スター監督が初陣で勝利の画像
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 今回のtotoはJ1第21節の9試合と、J2第20節の4試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう。

■ある傾向が「続いている」柏vs京都

 前編では残留争いに目を向けたが、今週末は興味深い上位対決も実現する。2位の柏レイソルと、勝点3差で追う3位の京都サンガF.C.が顔を合わせるのだ。

 このカードは、ある傾向が続いている。京都がJ1に復帰したここ数年、ドローが増えているのだ。

 2022年以降、勝ち越しているのは柏だ。ただし、2勝4分1敗と、わずか1勝の差である。むしろ7試合中4試合というドローの数のほうが目を引く。

 今季ここまでの柏の引き分けは、J1リーグで2位タイの多さ。京都はロースコアでの競り合いの多いクラブでもある。そんな2クラブの対戦では、このカード4試合連続となるドローを予測したくなる。

 柏を超えて今季J1最多引き分けを記録しているのが川崎フロンターレだ。ここまでリーグ戦19試合で8分と、引き分け率は42パーセントにのぼる。その引き分け数が、今節さらに1つ増えると予想する。

 川崎は今節、勝点1差で1つ上の6位につけるヴィッセル神戸と対戦する。いわば、実力伯仲の2チームの対戦だ。

 得点数では川崎がやや上回るが、失点数は神戸が20失点、川崎が19失点とほぼ変わらない。また、最近の戦いぶりも完封は少ないが、複数得点して競り勝つなど、似た傾向がある。

 ともに実力者をそろえた上位チーム。興味深い対決は勝点を分け合うと予想する。

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