【川崎・竹内弘明強化本部長に聞いた「U21 Jリーグ」参加の意義(1)】試合出場だけでなく、川崎が見据える「本来の世界的なレベルに合わせていく」こと。「賛否両論がある」中での飛躍への覚悟の画像
川崎フロンターレの竹内弘明強化本部長 撮影:中地拓也

 5月28日、川崎フロンターレの竹内弘明強化本部長が取材に応じ、クラブが参加する「U-21 Jリーグ」(仮称)への覚悟と考えを示した。

 同27日、Jリーグがポストユース(19~21歳)とその周辺年代の選手育成・強化を目的に、ある発表を行った。それが「U-21 Jリーグ」(以下、U21リーグ)の創設で、最初のシーズンは2026年8・9月頃に新リーグを開幕させて、翌4月の閉幕を見据えている。
 3シーズン目での“完成”を目指して最初の2シーズンは柔軟な運用がされるとしており、現時点では11チームによる東西2リーグ制で、同リーグ内でホーム&アウェイ方式の2試合を行い、さらに、他リーグとのホームorアウェイの1試合、加えて、各リーグ上位のプレーオフを実施するという。
 1試合あたりのエントリー上限は18人で、交代上限は7人。「外国籍枠は3人」、「監督ライセンスはJFA Aジェネラルライセンスコーチ」、「年齢制限なしのOAと22・23歳を対象とするU―23 OAの2種類を設定」するなどとしている。
 参加予定クラブは浦和レッズFC東京東京ヴェルディ、川崎フロンターレ、清水エスパルスジュビロ磐田名古屋グランパスガンバ大阪ヴィッセル神戸ファジアーノ岡山V・ファーレン長崎と公表されている。

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