
今回のtotoはJ1第14節の8試合と、J2第13節の5試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう。
■気になる「京都ホーム」での対戦成績
前編では、現在首位の鹿島アントラーズと4位の浦和レッズが連勝記録を伸ばすと予想した。では、他の上位チームはどうなるだろうか。
2位の柏レイソルは第14節が日程変更されているので、試合がない。よって、勝点2差で追っている浦和が勝利して、ひとまず柏の前に出ることになる。
そうなると気になるのは、3位の京都サンガF.C.だ。15位のセレッソ大阪との対戦だが、予想はドロー決着だ。
京都にとっては、2試合連続の大阪勢との対戦となる。前節はガンバ大阪と顔を合わせた。
G大阪は2試合勝利がなく、京都が押す展開となった。だが、前半で2点のリードを許し、白星を献上してしまった。
今回対戦するC大阪も2連敗して、ここ3試合勝ち星がない。だが、G大阪同様、気の抜けない相手になるだろうと予想する。
気になるのは、過去の対戦成績だ。合計では14勝8分11敗とC大阪がわずかだが勝ち越している。
それ以上に気になるのが、今回戦う京都のホームでの対戦成績だ。8勝6分3敗とC大阪がここでも勝ち越しているのだが、通算では25%だったドローの確率が35%にまで高まることに注意したい。
京都は優勝を争うために、C大阪は連敗脱出のため、それぞれ奮闘するだろう。少し歯車がかみ合っていない同士の対戦は、ドロー決着が妥当だとみる。よって、京都は勝点25となって浦和と並ぶが、得失点差で上回る浦和が2位に浮上するだろう。