■高井幸大の先発はあるか
守田英正に代わってボランチに入ると思われるのは田中碧で、遠藤航とともに、昨年11月のアウェイ中国戦以来のコンビが見られそうだ。
また、右ウイングバックに入るのは堂安律に代わって伊東純也か。伊東は堂安律とは違った強みを持つ選手で、より縦に行くことができる。左右のウイングバックがスタッド・ランスコンビになるのもアウェイ・中国戦以来の組み合わせで、サウジアラビア代表のサイドを切り裂くことが期待される。
シャドウに入るのは南野拓実と鎌田大地の組み合わせか。これまでアジア最終予選では南野拓実を軸に久保建英、あるいは、鎌田がそれぞれ交互に先発していた。今回、バーレーン戦で久保が先発していたことから、鎌田を予想する。シャドウはどのような形になっても、上田・小川航基以外の1トップとのコンビネーション向上も期待したい。
最終ラインは伊藤洋輝、板倉滉、そして高井幸大か。バーレーン戦では右CBに瀬古歩夢が入っていたが、選手層の厚さを増すうえでもぜひ高井を見たいところ。また、それ以外では左に中山雄太を起用する可能性もあるが、中山はウイングバックも含めて練習をこなしており、起用ポジションも注目される。