【ガチメンバーで8大会連続W杯へ。日本代表、3月最終予選メンバー考察(2)】手薄な守備陣は板倉を軸に伊藤、瀬古でスタートか? 第2戦で旗手、高井、長友、関根ら出番の少ない面々に出番もの画像
サッカー日本代表の 長友佑都、高井幸大、関根大輝、旗手怜央 撮影:中地拓也 (関根大輝のみ雑誌協会代表撮影/中地拓也)
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 上田綺世(フェイエノールト)や小川航基(NECナイメンヘン)が今年に入ってからケガに見舞わる一方で、守備陣も負傷者が続出している日本代表。今季リーグ1試合しか出ていない冨安健洋アーセナル)を筆頭に、アキレス腱断裂で長期離脱中の谷口彰悟シントトロイデン)、9日のスタンダール・リエージュ戦で負傷交代した町田浩樹(サンジロワーズ)と主力級が何人も離脱してしまっている。

 彼らと入れ替わるように、昨年7月に負った右足中足骨骨折がようやく癒えた伊藤洋輝(バイエルン)が昨年6月シリーズ以来の代表復帰を果たしたのは朗報だ。が、3バックの人材が潤沢とは言い切れないのも事実だろう。
 さしあたってバーレーン戦(埼玉)は、11月の中国戦(厦門)からの流れを踏襲するのではないか。板倉滉(ボルシアMG)がセンターを務め、瀬古歩夢(グラスホッパー)が右、伊藤が左で先発するのが順当な形だ。
 伊藤もバイエルンでは2月15日のレバークーゼン戦以降、3試合にスタメン出場していて、フル稼働できる状態に戻っているのは確か。ただ、リスク回避のためには、バックアップを用意しておくことも肝要。町田、あるいは国内組の中山雄太(町田)、佐々木翔(広島)あたりを追加招集しておけば、それが可能になる。森保一監督もそのあたりを視野に入れつつ、最終的な決断を下すと見られる。

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