■出場機会の少なかった選手に出番も
守りが崩れなければ、バーレーンに勝ち点を持っていかれることはまずないだろう。両サイドの堂安律(フライブルク)と三笘薫(ブライトン)で相手を押し込み、最終的に南野拓実(モナコ)ら前線アタッカー陣が確実に仕留めてくれれば、ワールドカップ(W杯)8大会連続出場権獲得が決まるはずだ。
そうなれば、最終予選の残り3試合は、FIFAランキングのポイントを稼ぐべく、勝利を目指しながら、新たなチャレンジをしていくことが可能になる。最終予選突入後、1試合しかピッチに立っていない旗手玲央(セルティック)、菅原由勢(サウサンプトン)、高井幸大(川崎)、まだ出番のない長友佑都(FC東京)、関根大輝(スタッド・ランス)、藤田譲瑠チマ(シントトロイデン)らをピッチに送り出す余裕も生まれてくるだろう。
思い返してみると、2022年カタールW杯時点の日本代表は、21歳の久保建英(レアル・ソシエダ)がチーム最年少だった。そこからいかにして若返りを進めていくのかが、第2次森保ジャパンに課せられた重要命題と位置づけられていた。