■横浜FM×蔚山戦後「必要な勝点」を聞くと…
第2節を終わって東地区の首位は2連勝(7-3横浜FM、1-0川崎)の光州。2連勝は他にはなく、1勝1分(0-0ブリーラム、2-1山東)の神戸が4位、1勝1敗(3-7光州、4-0蔚山)の横浜FMが6位で「勝ち抜き圏内」。同じ1勝1敗(1-0蔚山、0-1光州)ながら得点数の少ない川崎は「圏外」の9位となっている。
しかし「12チームのリーグ戦」の「第8節終了時」に8位以内に入るには、実際のところ勝点がいくつ必要なのか、誰も経験したことがないため、よくわからない。
ちなみに、1991/92シーズンの日本サッカーリーグ(全12チーム、22節)の第8節終了時の8位は松下電器(現在のガンバ大阪)で、2勝3分3敗、勝点9だった。なお松下はその後成績を持ち直し、最終順位は5位となった。
興味を持ったジャーナリストの轡田哲朗さんが、10月2日の横浜FM×蔚山の試合後に両チームの監督に「グループステージを突破するのに、いくつの勝点が必要と考えているか」と質問した。
蔚山の金判坤(キム・パンゴン)監督は、「4勝が必要だと思う」と、正直な回答をした。川崎と横浜FMに連敗というスタートになったが、残り6試合のうち4試合勝てばいいという余裕が感じられた。一方、横浜FMのジョン・ハッチンソン監督は、「逆に教えてほしい」とジョークを飛ばした後、「ホームゲームをすべて勝てばいけるのではないか」と、金判坤監督と同じ内容の見解を示した。