【森保ジャパンは難敵・サウジアラビアとのW杯最終予選をどう戦うのか(1)】 “超攻撃的3バック”で左WBを務める三笘薫が語る「相当、大事な役割」と語るわけ。攻守一体だからこその重責の画像
現地時価10月8日の練習で汗を流すサッカー日本代表の三笘薫(サウジアラビア・ジェッダ)  撮影:中地拓也
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 サッカー日本代表にとって、この10月の2連戦はワールドカップ出場を狙ううえで大きな山場となる。サウジアラビアとオーストラリアという強豪が相手となるだけでなく、サウジアラビアは難しい環境でのアウェイゲームとなるからだ。6万人ものアウェイサポーターが駆け付ける中で、森保ジャパンはどのように戦うのか。

 サウジアラビア・ジェッダは、首都リヤドに次ぐ大都市で人口は340万人がいるという。その北部にあるスタジアムは、サウジアラビアの国王であったアブドゥッラー・ビン・アブドゥルアズィーズの名前を冠したもの。これまで日本代表が苦しんだように、サウジアラビアにとっては負けられない会場となる。
 森保一監督は6月シリーズから、3バックを導入。このワールドカップアジア最終予選で勝利を重ねるべく用いたこのシステムを、この試合にも用いると思われる。そのカギを握るのは、両ウイングバック。攻撃的3バックと言われるように、このポジションの選手が攻撃面で違いを見せつつ、一方で守備でも負けないことが求められるからだ。
 8日の練習後に三笘薫に聞けば、「ボールを保持してるときはウイングの位置で仕掛けることを求められてるので、守備のときはしっかりとブロックを引くときもあれば、前にプレス行くときもありますけど、やっぱりわかりやすく動くことでチームとしても連動はしてくると思うんで、そこは意識してます」と語り、攻守で相手を制する覚悟を見せる。

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