■「良い関係性にあった」ボランチ2人

 もう一組、良い関係性にあったのが、ボランチの品田愛斗エドゥアルドの2人だった。

 25歳になったばかりの品田はFC東京の下部組織出身で、かつて、久保建英がFC東京のU-18やU-23チームに所属していた頃、ともに戦っていた選手だった(品田は久保より2学年上)。当時は平河怜(現ジュビロ磐田)が守備的なMFで、品田が攻撃的MF。久保がアウトサイドといった関係性だった。

 その品田は、FC東京でトップに昇格。昨年はヴァンフォーレ甲府に期限付き移籍。そして、2024年にはやはり期限付き移籍で千葉に加わっている。

 攻撃的MFだったかつての姿とは変わって、現在は千葉のボランチとして、そのボールテクニックと戦術眼を生かして中盤でボールを落ち着かせる役割を果たしている。

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