約13年ぶりの懐かしのスリーショット公開にファンが喜んでいる。
J1リーグ第31節、サンガスタジアムで行われた京都サンガF.C.対ガンバ大阪の関西ダービーは、スピーディかつ激しい攻防戦の末に2-2のドロー決着となった。逆転優勝を狙うアウェイチームにとっては厳しい結果となった一方、嬉しい“再会”があったようだ。
試合終了後、G大阪が公式エックス(旧ツイッター)を更新し、3人が肩を並べて写る1枚の写真を公開した。その3人とは、現エースFW宇佐美貴史と元日本代表の遠藤保仁コーチ、そしてG大阪に加えてジュビロ磐田でも活躍し、昨季限りで現役を引退した元韓国代表FWイ・グノだった。
2009年に磐田に加入したイ・グノは、2010年夏からG大阪で背番号22を背負って1シーズン半プレー。過ごした時間はそれほど長くはなかったが、切れ味鋭いドリブルと高い決定力を武器に強烈なインパクトを残し、特に2011年はチームトップの15得点を挙げ、アシストもチームトップを記録する大車輪の活躍を見せた。
当時のG大阪は2010年がリーグ2位、翌2011年もリーグ3位と優勝争いをしていた頃で、遠藤は不動のゲームメーカーに君臨していた。宇佐美も2009年にトップチームデビューを果たしており、2011年夏にドイツ・バイエルンと契約するまで、この3人がG大阪の攻撃を司っていた。そのトリオが久々の再開を喜び、笑顔でのスリーショット撮影に応じている。