サッカー日本代表が挑む北中米ワールドカップ最終予選が間もなく始まる。そして、そのメンバー発表が8月29日に行われることとなった。注目は、今夏に行われたパリ五輪のメンバーから“昇格”はあるのか。2つの代表の現状を考察する。
A代表ではMFとFWをあえて区別せずに「MF/FW」として召集しており、直近の6月シリーズで名を連ねたのは、遠藤航、南野拓実、守田英正、鎌田大地、相馬勇紀、小川航基、前田大然、旗手怜央、堂安律、上田綺世、田中碧、川村拓夢、中村敬斗、久保建英、鈴木唯人の15人。
このうち、センターFWを主戦場とするのは上田綺世と小川航基で、両サイドで出る可能性があるのは南野拓実、相馬勇紀、前田大然、旗手怜央、堂安律、中村敬斗、久保建英。ただし、南野、旗手、堂安、久保はトップ下やインサイドハーフでも出場する可能性があり、その区別の難しさがMFとFWを区別しない理由でもある。
なお、パリ五輪にMF登録で召集されたのは川崎颯太、山本理仁、荒木遼太郎、藤田譲瑠チマ、三戸舜介の5人。さらに、バックアップメンバーとして山田楓喜、植中朝日の2人が召集され、当初は佐野航大もバックアップメンバーに名を連ねていた。