今回のtotoはJ1第19節の10試合と、J2第21節の3試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう。
今シーズンの折り返し地点に到達するJ1で、興味深い対戦が実現する。浦和レッズと鹿島アントラーズの激突だ。
鹿島は現在のJ1で、調子をグッと上げてきているチームのひとつ。浦和は10位と波に乗り切れないが、ポテンシャルの高さは間違いない。「赤」で染まる浦和のホームに「深紅」の鹿島が乗り込むとなれば、激戦は必至だ。
鹿島にとっては、勝てば首位浮上の可能性もある一戦。だが、この対戦はドローになりそうな空気が漂う。
両チームは直近5試合、対戦相手が数試合でかぶっている。浦和は第17節でヴィッセル神戸と対戦して、1-1の引き分け。鹿島も第15節で対戦して1-0と、似たようなロースコアでゲームを制した。
さらに両チームとも、首位のFC町田ゼルビアに競り負けている。浦和は第16節で1-2と惜敗。その4日前には、鹿島がルヴァンカップで0-2と町田に屈している。力関係、相性を測るにあたり、この結果は見逃せない。
また、ドローを予想したくなるのが、最近の対戦結果だ。2022年以降、浦和と鹿島の対戦は4試合連続で引き分けに終わっているのだ。
今回、このカードで5試合連続でドローが成立。鹿島の首位浮上はお預けとなるだろう。