■「逆転勝ち」が目立つ2チーム!「引き分け」頻発か
第2節で早くも連勝しているチームがひとつもないなど、混戦模様を呈している今季のJ1だが、その理由のひとつが「2点目」だろう。コンスタントに複数得点を奪えないため、飛び抜けるチームがないのだ。
その点で改善がみられるのが、名古屋と東京Vだ。ここ3試合、両チームとも連続して2ゴールを奪っている。
名古屋は第5節では横浜FM相手に残り10分を切ってからの2得点で逆転勝利。山中亮輔のFKという新しい武器が輝いたのも好材料だった。前節も連敗中の北海道コンサドーレ札幌に先制を許したが、終了間際のゴールで逆転している。
東京Vも第4節から勝利はなかったものの、2得点を続けていた。そしてついに前節、16年ぶりにJ1で勝利を挙げたのだ。
勝利を取り戻した両チームだが、ともに目立つのは逆転勝ちであること。すなわち、終盤など後半にゴールを奪えているのだ。
諦めず戦えば、勝利をつかめるとの成功体験を得た意義は大きい。よって今節、この2チームの勝利を抑えておくべきだろう。
この2チームの勝利予想を裏返すと、2点目を取れないチームが絡む試合の予想には注意が必要だ。連敗中の札幌を相手にするガンバ大阪の勝利予想の投票率が58%と高い数値を示しているが、G大阪の今季複数得点は1度のみ。札幌は失点も多いが、ここ3試合は得点もしており、ドロー決着は十分にあり得るだろう。
同様の理由で、まだ安定して複数得点のできていない浦和レッズのサガン鳥栖との対戦もドロー予想。最も複数得点試合が多いセレッソ大阪ではあるが、アルビレックス新潟のホームでの過去の引き分けの多さと、今季ともにドローが2つ以上という実績から、勝点を分け合うと予想する。その他にも、ミッドウィークに試合があった影響で、引き分けが頻発することになる予感が漂う。
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