100円で億「サッカー批評」toto予想(第1435回)3月9・10日 3位・町田VS首位・鹿島「上位対決」の行方を握る「古巣」! 名古屋他「無得点」3チームの苦悩は終わるのか、仙台「ルヴァンカップ」汚名返上なるかの画像
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 今回のtotoはJ1第3節の8試合とJ2第3節の5試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう。

 まだ2節しか終わっていないが、早くも上位対決が実現する。3位のFC町田ゼルビアが、首位・鹿島アントラーズを迎え撃つのだ。

 上位同士の対戦である以外にも、注目すべきポイントがある。「古巣対決」に挑む人物が多いのだ。

 まずは佐野海舟だ。町田での4年間を経て鹿島へと引き抜かれ、日本代表にも選出された。今回の対戦でも鍵を握る1人になるだろう。

 さらに、大注目のファクターがある。鹿島のランコ・ポポヴィッチ監督と町田DF昌子源だ。

 佐野は初めての古巣との対戦になるが、この2人には過去にも経験がある。経験ある指揮官と選手の古巣との相性が、勝負に影響すると考えられる。

 FC東京監督だった2013年、ポポヴィッチ監督はJリーグへの入り口となった大分トリニータと対戦した。結果は東京の2勝に終わったが、当時の大分は年間2勝しかできなかったチームである。

 気になるのは、その後だ。2014年にはセレッソ大阪を率いてFC東京と対戦し、1分1敗。町田を預かっていた2022年にはJ2で大分と対戦し、1分1敗。古巣相手には、かなり分が悪いのだ。

 一方の昌子は、2020年から2022年まで、ガンバ大阪の一員として鹿島と戦い、出場した試合では2勝2分3敗(2021年の第29節での対戦では欠場)。やや負け越してはいるが、昌子は今季開幕戦で、G大阪との古巣対決でクラブのJ1での初の勝点獲得に貢献。今回も、町田が勝つとまでは言えないものの、引き分けに終わる可能性は十分にあるだろう。

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