J1柏レイソルがクラブ公式エックス(旧ツイッター)を更新し、クラブOBで今季限りでの現役引退を発表している元サッカー日本代表FW李忠成の訪問を報告。元チームメイトとの抱擁が話題となっている。
李忠成は現在37歳。FC東京の下部組織で育ち、2004年にトップ昇格を果たしてプロキャリアをスタート。翌2005年に柏レイソルに移籍し、4年半に渡ってJ1、J2を行き来した荒波のシーズンの中でエース格に成長した。その後、サンフレッチェ広島、サウサンプトン(イングランド)、浦和レッズ、横浜F・マリノス、京都サンガF.C.と渡り歩き、2022年からはシンガポール1部のアルビレックス新潟シンガポールでプレーしていた。
また、2007年2月に日本国籍を取得し、U−23日本代表として2008年の北京五輪に出場した後、A代表として2011年のアジアカップに出場。オーストラリア代表との決勝戦で、終了間際に劇的な決勝ボレー弾を決めた。
その李忠成が古巣・柏レイソルの練習場、日立台を訪問した。そこで北京五輪でコーチでもあった井原正巳監督と握手。そして浦和時代にチームメイトだった武藤雄樹とも再開して熱い抱擁を交わし、肩を組んで再会を喜んだ。