■「どうやって爆発させるか」
鬼木監督が「非常に大事な1週間」と話す今週の2戦目は、アビスパ福岡戦。天皇杯の決勝進出をかけた大一番である。この試合に勝てば、J1・柏レイソルとJ2・ロアッソ熊本の勝者とタイトルをかけて戦うことになる。
アビスパはリーグ戦の直近4試合で3勝1分と調子が良く、リーグ順位において勝点差6をつけて川崎の1つ上にいる。試合会場は等々力競技場で地の利はあるが、難しい試合になるはずだ。
ACLの勝利の勢いを天皇杯にそのまま持ち込めるか。蔚山戦後に「今日のゲームをどうやって爆発させるかというところは常に考えていた」と話す指揮官の、天皇杯でのさらなる“爆発”が期待される。
(取材・文/中地拓也)