■「僕たちの職業はそういう職業」

 一方で、新潟戦にメンバー入りできなかった選手はハーフタイムに子どもたちやその家族と触れ合うことができた。負傷で戦線離脱が長引いている大島僚太もその一人で、「いろんな人にフロンターレを知ってもらういい機会だと思いますし、試合を実際に観てもらえる」と喜びを口にする。

 そして、「僕たちの職業はそういう職業ですし、サッカーの素晴らしも含めてたくさんの人たちに知ってもらえたらなという想いでやっているので、いい活動だと思います」と話す。

 だから、「早く復帰してこういう子どもたちに笑顔になってもらいたいと想いでプレーしたいので、早く復帰できるように頑張りたい」と、子どもたちの笑顔を前に早期復帰を誓ったのだった。

 それは、DFジェジエウも同じだ。「すごく大切なことだと思います。自分たちが子どもたち触れ合うことで、子どもたちが喜んでくれる。嬉しい気持ちになってくれることは素晴らしいこと」とこの活動への気持ちを説明。

 そういう状況ゆえに「(公開練習では)リハビリの関係でファンサービスをできずにクラブハウスに入ってしまうことが多いので、サポーターのみなさんと挨拶程度しかできていない」と現状を悔やむ。そして、「できるだけ早くリハビリから戻って、また皆さんと一緒に交流を持ちたい。麻生でも等々力でもそういうことができるように、できるだけ早く戻りたい」と言葉に力を入れたのだった。

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