ヴィッセル神戸を退団して新たな所属先が注目されていたサッカー元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタの新天地が決まった。UAEのエミレーツ・クラブがイニエスタの入団を発表し、会見を行った。
バルセロナの象徴として数々の名プレーを披露するとともに、タイトルをもたらしたイニエスタ。16シーズンをこのクラブで過ごすと、2018年5月に神戸に移籍。Jリーグのピッチでは6シーズンにわたってその妙技を披露した。
シーズン途中の退団にはなったが、そこはイニエスタだけに数々の移籍先が報じられた。その中には、かつてバルセロナで共闘したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが所属するMLSのマイアミという話もあったが、最終的に選んだのはUAE。クリスティアーノ・ロナウドやカリム・ベンゼマら多くのスター選手を迎え入れている中東だった。
新天地となるエミレーツ・クラブは会見の様子を写真で伝えており、クラブカラーである緑色と白を基調としたユニフォームを持つ姿や、現地での熱烈な歓待ぶりを表している。背番号はバルセロナや神戸でも付けた「8」で、代名詞とも言える数字を背負って戦うことになる。