後藤健生の「蹴球放浪記」第173回「中央駅から直結の超便利なスタジアム」の巻(1)ニュージーランド入国には時間的余裕を持つべしの画像
女子W杯今大会のADパス 提供/後藤健生

 女子ワールドカップが一気に盛り上がり始めた。女子日本代表の快進撃によるものだ。蹴球放浪家・後藤健生は当然、現地に入っていた。「完勝」のスペイン戦に至るまで、さらにその後の道のりをリポートする。

■いざニュージーランドへ

 女子ワールドカップが、ニュージーランドとオーストラリアで開催されています。

 日本代表(なでしこジャパン)は下馬評は高くありませんでしたが、グループリーグを3戦全勝という快進撃。しかも、得点11、失点0という完璧な戦いで乗り切りました。

 僕は、スペイン戦と次のラウンド16(対ノルウェー)の2試合を観戦するために、ニュージーランドまでやって来ました。僕にとって、ニュージーランドは初めての国でした。

 現地まで一番安く行ける便を探したらマレーシア航空だったので、クアラルンプール経由です。

 7月30日の夜にクアラルンプールを発ったMH145便は31日の昼前(11時37分)にオークランド国際空港に到着しました。そこから、国内線に乗ってウェリントンまで移動します。

 ニュージーランドという国は入国審査や税関検査が厳しそうだったので、余裕を見てオークランド発15時30分発のニュージーランド航空の便にしました。

 正解でした。入国検査は空いていたのでスイスイと通過しましたが、税関検査で行列に並ばされました。しかも、この空港は国際線と国内線のターミナルが離れていて、歩いて10分はかかります。

 それでも、時間に余裕があったのでゆっくりコーヒーも飲むこともできました。

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