2021年に名古屋グランパスでプレーしたヤクブ・シュヴィルツォクが今夏、J2の大宮アルディージャへ加入した。出場2試合目となったJ2第28節でゴールを決めて話題になっている。
7月30日、大宮は敵地でツエーゲン金沢と対戦。22位大宮と21位金沢の逆天王山は、アウェーチームが1-2で逃げ切った。残留へ向けて重要だったこの一戦で、シュヴィルツォクは先制点を決めている。そのシーンは前半の35分。大宮は相手のペナルティエリア手前、やや右の位置でFKを獲得する。ボールをセットするのは、シュヴィルツォク。そのボールの右横には小島幹敏が立っている。
笛が鳴ると、元ポーランド代表FWはその小島にボールを出す。受けた背番号7は再びその位置でボールを足で固定。するとシュートモーションに入っていた背番号10が右足を振り抜く。ボールは壁の外側を通り、一瞬でゴール右隅に突き刺さった。GKもノーチャンスのこのゴールに、SNS上では絶賛する声が見られた。
「シュートスピードがバグ」
「このステップでこれくらいのシュートスピード出るのやっぱおかしいよ」
「完全にJ2の環境を破壊しとるやん!」
「凄い。やっぱりJ1級」
「シュヴィルツォク怪物だわ」