■お得な観戦旅行
2005年11月には、翌2006年に開催されるアジアユース選手権(現U-20アジアカップ)の予選第14(N)組が開催されました。日本と北朝鮮、台湾(中華台北)のU-18代表が1回戦総当たりで戦い、首位チームが本大会に駒を進めます。さらに、アジアユースで4位以内に入れば、2007年にインドで開催予定のU-20ワールドカップ出場権が与えられることになっていました。
僕も、当然、熊本の美味しいものを求めて観戦に向かいました。
しかも、この時は大変にお得な観戦旅行でした。というのは、同時期に同じ熊本県内の大津町運動公園球技場で「第29回全国地域リーグ決勝大会」の1次ラウンドが開かれていたからです。各地域リーグの上位チームが集まって日本フットボールリーグ(JFL)昇格を競う大会です。
1次ラウンドのうちAグループとBグループの試合が大津町で行われたのです。
だから、たとえば11月25日の金曜日には、午前11時から地域リーグ決勝大会のFC琉球対ホンダルミノッソ狭山、13時15分から同じくロッソ熊本(現ロアッソ熊本)対ファジアーノ岡山。そして、19時からはアジアユースの北朝鮮対台湾を観戦することができました。