「サッカー批評のtoto予想」(第1373回)6月24・25日 名古屋グランパスが8年ぶり「首都攻略」で首位猛追へ!残留争いもガンバ大阪復調で、さらなるヒートの予感の画像
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 今回のtotoではJ1第18節の9試合とJ2第22節の4試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう。

 今節、リーグ戦5連勝を狙うチームがある。首位の横浜F・マリノスと、勝点1差で追う2位の名古屋グランパスだ。

名古屋が、昨季王者にさらなるプレッシャーをかける週末となりそうだ。名古屋の8年ぶり「首都攻略」が見えてきた。

 ホームで強い名古屋だが、苦手としているスタジアムがある。そのひとつが、今節乗り込む味の素スタジアムだ。

 FC東京とのホームでの対戦では9勝7分8敗とわずかながらも勝ち越しているが、味の素スタジアムに乗り込むとリーグ戦では、2015年の1stステージを最後に勝利がない。

 ただしここ2年は、ドローで勝点1を持ち帰ることに成功している。鍵は「監督力」だ。

 2021年に味スタでの連敗を止めたのは、マッシモ・フィッカデンティ監督だ。そう、かつてFC東京を率いていた戦術家だ。

 そして今は、やはりFC東京を率いたキャリアを持つ長谷川健太監督がいる。就任初年度の昨季は前年までのホームで、名古屋にとって2015年以来のクリーンシートへと導いた。

 スタジアムも、選手たちもよく知る指揮官の存在は、大きな強み。監督交代があったばかりのFC東京とは対照的だ。

 丸山祐市の負傷は痛手だが、仲間の悔しささえも力に変える勢いが今の名古屋にはある。横浜FMも連勝を伸ばしそうだが、名古屋が8年ぶりの味スタ勝利で激しい優勝争いが続くとみる。

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