6月15日、サッカー日本代表とペルー代表の親善試合が行われた。前半に2点を奪った日本だが、その“美しい2点目”を演出した鎌田大地のプレーが絶賛されている。
1−0で迎えた前半37分だった。自陣右サイドで菅原由勢が前方の伊東純也と縦のワンツーの形で抜け出すと、センターライン手前で中央へ鋭いパスを送る。ここに背番号8の鎌田。シュート性のノーバウンドで処理をするのが難しいボールだったが、鎌田は慌てることなく、やや後方からのボールを右足アウトサイドでの絶妙なタッチで自身の前にボールを持ってくる。そのまま攻撃のスピードを緩めることなく、左サイドでフリーになっていた三笘薫にパスを送って見せた。
余裕を持って得意のドリブルに入ることができた三笘は、鋭いカットインからシュートを放つ。右足から放たれたボールは、相手DFに当たってゴールに吸い込まれた。
右サイドの崩し、三笘のドリブルからのシュート、全体の美しい流れ。見るべきポイントはいくつもあったが、最も称賛されたのが「鎌田のトラップ」で、動画が公開されるとすぐに次のようなコメントが寄せられている。
「流れが本当に完璧すぎる。うっとりするぐらい綺麗。」
「鎌田のトラップが鬼やろ」
「鎌田のトラップやばすぎよ」
「鎌田のトラップがヤバいのが代表戦の時しかサッカー見ないような俺ですらはっきりわかる」
「右サイドから左サイドへの見事な展開から三笘らしいゴール!鎌田の神トラップはイニエスタ級でした。」