今回のtotoではJ1第15節の9試合とJ2第18節の4試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう。
今節はドロー頻発の予感が漂う。まず目を向けたいのは、ヴィッセル神戸とFC東京の対戦だ。
そもそも、引き分けに終わることが多いカードだ。今回対戦する神戸のホームでは、過去25試合中8試合がドローと、引き分け率は3割を超える。
さらに両チームとも、前節は引き分けに終わっている。神戸は監督交代があった柏レイソルに連勝を止められ、一方のFC東京は鹿島アントラーズの連勝を止めた。ともに、勝負の流れの変わり目にあるとみる。お互いにリーグ戦2試合連続のドローが妥当だろう。
次に、5位のサンフレッチェ広島と17位湘南ベルマーレの対戦だ。ここ3シーズン、リーグ戦での6試合中3試合という、実に半分がドローに終わっているカードだ。
その3シーズンはいずれも、広島が上位、湘南が下位という構図だった。現在も、その立ち位置は変わっていない。