浦和FW興梠慎三の同点弾でACL決勝第1戦は引き分けに! シュート数4本に終わるも、「2017年同様、埼スタでみんなで優勝して喜びを分かち合いたい」の画像
浦和レッズの興梠慎三 撮影:中地拓也

■4月29日/AFCチャンピオンズリーグ決勝 第1戦  アル・ヒラル1-1浦和レッズ(キング・ファハド国際スタジアム)

 完全アウェイとなったこの試合は、浦和レッズが守備、アル・ヒラルが攻撃の構図でスタートする。

 この試合のポイントは「守備」にあり、立ち上がりの早い時間帯での失点は避けたいところだったが、13分、先制点を奪われる。右サイドを突破されるとディフェンスラインとゴールキーパーの間にグラウンダーのクロスを通され、DFアレクサンダー・ショルツとGK西川周作が見合う形となり逆サイドに抜けると走り込んできたFWサレム・アルダウサリに蹴り込まれた。もちろん失点は覚悟もしていただろう。ただ、それを最少に留めることが第2戦へとつながっていく。

 1点ビハインドのまま後半を迎えると53分、FW興梠慎三が試合を振り出しに戻す値千金のゴールを決める。MF大久保智明が前線にパスを送ると、相手ディフェンダーに当たり、ポストを直撃。そのこぼれ球に反応した背番号30が左足で押し込んだ。

 18分と28分に決定機をモノにできずにいたが、三度目の好機ではしっかりと仕留めた。興梠の最後まで諦めずゴールを前まで走り切ったことが、この得点を生んだのだ。これで36歳のベテランはACL日本人最多となる27ゴールをマークした。

 浦和は終盤にかけて試合をコントロールすると、86分、MF岩尾憲がサレム・アルダウサリの突破を止めると、岩尾の腹部を蹴ったサレム・アルダウサリは報復行為でレッドカードが提示され数的優位とし、このまま1-1で試合を締めた。勝てなかったが、負けもしなかった。だが、このアウェイゴールの持つ意味は非常に大きく、第2戦へつながる結果を残した。

  1. 1
  2. 2
  3. 3